アルギニンの効果効能と副作用|

アルギニンはどんな効果効能があるの?

アルギニンには、スーパーアミノ酸と言われるほど様々な効果があります。その代表的なものを紹介します。

成長ホルモンの分泌促進

子どもの身長の成長にもアルギニンは良いと言われています。カルシウムが良いと思っている方も多いでしょうが、カルシウムにあるのは骨を成長させる効果ではなく、骨を強くする効果です。骨を伸ばすために良いのはアルギニンの方なのです。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進します。成長ホルモンは身体全体の代謝促進という働きを持っているホルモンです。代謝が促進されることで、細胞の働きが活発になることが成長の仕組みです。
子どもの骨の成長の場合にも、成長ホルモンが骨の周囲や骨の細胞に働きかけることで、細胞分裂を活発化させます。成長ホルモンが多ければ多いほど、働きかける量が多くなるので成長が著しくなります。
現在では、子どもの身長の伸びをサポートするための栄養補助食品やサプリメントに、アルギニンが多く含まれていることがほとんどです。

筋肉増強

アルギニンには成長ホルモンを分泌させる力がありますが、成長ホルモンは筋肉を作り出す仕組みをサポートする働きもあります。このため、筋肉増強のためにアルギニンのサプリメントが使われることもあります。
筋トレを行う際、行った後には筋肉増強のためにアルギニンのサプリメントを摂取すると良いでしょう。また、筋肉増強のためにはアルギニン単体ではなく、シトルリンと併せて飲むと良いとも言われています。
筋肉増強に役立つのはプロテインという認識があるようですが、プロテインだけではなくアルギニンも摂ることで、筋トレの効果を大きく発揮できるようになります。

アンチエイジング

アルギニンは、アンチエイジングに注目する人からは「若返りのアミノ酸」と呼ばれています。アンチエイジングに対しても効果があるということでしょう。
アンチエイジングで注目される部分として大きなものは肌の若返りです。肌の細胞の代謝活性が上がると、女性の肌が作り替えられて若々しいものになるのです。しっかりとターンオーバーができれば、シミやくすみがとれて、肌に艶や透明感が生まれます。
また、アルギニンはコラーゲンを作り出す働きにも関わりがあります。肌をしっかり保湿して、弾力を保つためにはこの働きも大切です。ハリがあってみずみずしい肌は若さの象徴です。
肌を美しくすることだけではなく、アルギニンの持つ血流改善の働きで血行が良くなると顔色も健康的になります。まさに、アンチエイジング、若返りのために注目すべき性質を持つのがアルギニンということなのです。

血流改善

アルギニンは血管を膨張させる作用があります。アルギニンやシトルリンは一酸化炭素の体内での生成を助け、このことによって血管が拡張されるのです。
膨張作用は様々な面に良い効果を持っています。身体の隅々まで栄養素を運ぶことができ、老廃物を運び出すことができるので、これは上述のアンチエイジングの作用とかかわりがあります。
また、アルギニンは精液や精子と深く関連があると言うことは既に説明しました。ですが、実は、これだけではなく、血流改善が行われることが勃起改善にもつながるということはご存知でしょうか。
勃起時の硬さは、ペニスに流れる血の量で決まります。血流改善が行われると、勃起時に流れる血の量が増えますので、必然的に硬さがあがります。また、EDの症状を改善させるような効果もあります。
男性の性の仕組みと切っても切り離せないのがアルギニンということなのでしょう。

女性不妊症

アルギニンは男性の性の仕組みと大きく関わりがあるため、男性の不妊症に効果的だと言うのは想像がつくでしょう。ですが、男性ばかりではなく、女性の不妊症にもアルギニンは効果を持っています。
アルギニンを摂取することによって、女性の身体の中で卵母細胞や胚が増加するので、このことは女性の妊娠率を上げます。これには実証データもあるので、実際に治療の一種として使われることもあります。
体外受精などの大掛かりなものではありませんし、1日にアルギニンのサプリメントを飲むだけなので比較的安価で楽だという点が魅力的でしょう。男性も一緒にアルギニンを飲むことで、不妊の対策の一つの方法になります。

免疫向上

アルギニンは身体の中で様々に作り替えられますが、その中の一つとして、オルニチンという物質に変化します。オルニチンはマクロファージを活性化させる働きを持った物質です。
マクロファージは、人の免疫力の働きに関わりがあります。マクロファージがよく働いていると、ウイルスに感染しにくくなるのです。
つまり、アルギニンをしっかり摂取していることによって、免疫力が向上して風邪を引きにくくなると言うことなのです。季節の変わり目など、風邪をひきやすい時期にはアルギニンを摂取してみてはどうでしょうか。アルギニンを摂ることで、風邪を引きにくい身体を作ることができます。

アルギニンには副作用も存在する

過剰摂取

アルギニンは強アルカリ性で、胃や腸に入るとその壁を傷つけてしまう可能性があります。摂取量を守っていれば問題ありませんが、過剰摂取による胃腸の不調が見られることはあるでしょう。

 

具体的な症状としては、下痢が考えられます。また、元々、肝機能や腎機能が弱いという方が過剰摂取すると、命の危険にさらされてしまうようなこともあるようです。

 

食品のみで摂っていれば問題ありませんが、サプリメントで摂取しているときには特に注意が必要です。一日に決められた量を守るようにしてください。

 

ただし、サプリメントの中にはアルギニンの強アルカリ性を中和しているものもあります。これでも過剰摂取はおすすめできませんが、胃腸が弱い方はこうしたものを探してみた方が良いでしょう。

 

胃腸が壊れると、食事や生活が通常通りに送ることができない可能性が高くなります。健康や美容のために取り入れたサプリメントで身体を壊すことがあってはいけません。

 

効果を期待する気持ちはわかりますが、きちんと摂取量は守り、絶対に過剰摂取しないように気を付けてください。

巨人症

幼少時にアルギニンを大量摂取することによって、巨人症を発症したというケースも報告されています。また、関節肥大が起こったこともあるようです。必ずしもそうなるわけではありませんが、稀とは言え、そういったケースがあることは見逃せません。

 

巨人症は、通常よりもかなり身長が高くなってしまう病気です。子どもの身長の成長を願ってアルギニンの入ったサプリメントを飲ませる保護者の方もいますが、摂取量を守ることは絶対に必要です。

 

アルギニンを過剰に摂取すると、成長ホルモンの異常につながる可能性があります。子どもの成長期にアルギニンを摂取することは悪いことではありませんが、副作用を考えて適切な量を飲ませるようにしてください。

副作用を避けるために

アルギニンの副作用を避けるためには、まずは何よりも摂取量を守ることが大切です。1日の摂取量は決められた量を超えてはいけません。

 

また、数回に分けるというのも良い手段でしょう。アルギニンを一度に大量摂取すると、上述の通り、胃腸を傷つけてしまう可能性があるからです。

 

胃腸が弱い人、元々下痢をしやすい人は、特にアルギニンを一気に必要な分だけすべて飲むのはやめてください。一日に何度かに分けて飲めば、胃腸に対する負担も少なくて済むでしょう。

 

そのためには、サプリメントを選ぶときにも、1日1錠で必要な分が補われるものではなく、何回かに分けることができるものを選ぶ必要があります。錠剤なら、朝・昼・晩に分けて飲むことができると良いのではないでしょうか。

 

スムージーにしたり、飲み物にできるものは特に一気に飲みやすいですが、こちらも数回に分けて時間を開けて飲むようにしてください。

 

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